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主な教育・保育内容
遊びを大切にした教育
高良こども園では、様々な学び・経験を『遊び』を通して行うことに力を入れています。就学後、座っての学習を円滑に行うためには、こども園にいる間に、心身ともに就学に向けての準備が必要です。
こども園の「遊び」と小学校の「国語」や「算数」等とは、一見つながりがないように見えるかもしれません。しかし、子どもたちはこども園でいろいろな「遊び」を通して、うまく人と関われるようになったり、言葉が豊かになったり、自然の美しさや不思議なことに気がついたりします。このことが、学習意欲の基礎になる好奇心を育み、小学校以降の教科学習で実感をもって理解をすることに繋がっていくと考えています。
小学校との連携を意識した教育
高良小学校と隣接しているという恵まれた環境を活かし、高良小学校と常に連携を図りながら、小学校就学に向けて連続性のある教育を進めていきます。
子どもたちが就学に向けて、小学校の環境等を知っていくために様々な取り組みを計画しております。
・5年生と交流会…5年生との交流を行うことで小学校に就学した際に面識のある頼れる存在が多くいる環境になります。また、5年生は、ほぼ毎日清掃活動等のお手伝いに昼休みの時間来てくれます。
・1年生といっしょにあそぼう会…1年生のクラスに行き、一緒に廃材でおもちゃ作りを楽しみ、コミュニケーションをとった後は、校内見学をします。また、2月頃には『1年生お招き会』もあり、どちらの行事も学校を知る良い経験になります。
・その他にも年に2回の合同避難訓練や、同時期の教育参観・個人面談も予定しています。
療育・発達相談事業
医師や専門機関等の指導・助言にもとづき、お子様が解決したい課題や自立した日常が送れるよう支援し、また、健常児とともに集団生活を過ごすなかで、障がいに対する理解と健全な社会性の成長・発達を促すことを目的としています。
体操指導
全園児対象 毎週水曜日の教育時間帯に実施
講師:海勢頭 翼先生(ツバサ倶楽部)
<ねらい・内容>
- ◇全身を使って様々な動きを経験する
- ◇友だちと共に活動する楽しさを味わう
- ◇集団での活動に必要なきまりがあることを知る
運動機能が活発になる幼児期に、マット・とび箱・平均台などを通して、跳力、走力、柔軟性、敏捷性、平均感覚など子どもたちの全身的な発育を養い、また集団活動の中で、順番を守ったり、友達と助け合ってマットやとび箱を運ぶなどの行為により、社会的秩序と連帯感を養うことを目的とします。
にほんごであそぼう
年長児対象 6月より月に2回火曜日の教育時間帯に実施
講師:茅原書藝會 梅花書道塾 師範支部長 上原 梅花先生
<ねらい・内容>
- 文字や言葉の成り立ちを遊びやお話を通して楽しみながら知る。
- 様々な筆具に触れ、筆を走らせる心地よさや創造する楽しさを味わう。
- お友だちに伝える手段として楽しみながら文字に触れる。
- 自分の名前を正しい書き順で書くことが出来る。
座っての『お勉強』ではなく、上記の通り、遊びやお話を通して文字やことばに興味を持つ時間にしていきます。
この『にほんごであそぼう』の活動をきっかけに、文字で伝える楽しさを知り、新たな活動に発展させたり、普段の教育・保育の充実に繋げていきます。
食育・栽培活動
広い園庭で様々な野菜や花を育てます。
自分で育てる中で『見る・触れる・食べる』を経験します。栽培を通して観察力を養い、自然を愛する心を育みます。また、収穫した野菜を調理することで、食への関心がぐんと高まり、苦手なものも食べられるようになり、意欲的に食に関わる体験をしていきます。
【今年度栽培した花・野菜】
- 朝顔・ヒマワリ(中には3mを超えたものも!)・ゴーヤー・おくら・ナス・ピーマン等
- じゃがいも・にんじん・玉ねぎ⇒ 『カレーパーティー』に使用予定です。
- 大根⇒1人1本育てたものを、家庭に持ち帰りました。
- さつまいも・紅芋⇒ 親子クッキングを開催する予定です。
地域交流
同じ地域にあるこども園や保育園との交流を行います。次年度小学校で一緒に過ごすこととなる主に年長児を招き、遊びの場を提供し、共に楽しく交流するなかで、小学校に入学しても他園のお友だちとも自然に関わりあえる関係を構築していきます。
また、地域にある公民館や図書館、交番や子ども110番の家に出向き、場所や利用のしかたを知り地域の身近な人たちと交流します。